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文藝誌園からご挨拶





 みなさん初めまして。文藝誌 園(その)編集部です。2017年夏、私たちは新しい文藝誌を作りました。

私たちの目指す〈新しい文藝誌〉は、普遍的で、日記のようなもの。どんなに素晴らしい小説やエッセイ、絵画や写真などの作品も、培われた日常によって作られています。何もなかったと思っていた日々に、完成への軌跡があると思うのです。私たちは、自然に腰を屈め、目線を合わせるような存在でありたい。

あらゆる場所に連れて行ける、言葉の相棒。本を通して日常に寄り添い、小さじ程度でも手助けできたら。

大切なことは灯台下暗し。ずっと近くにあるのかも知れません。

 さて、園をつくりはじめたころの私たち編集部は、文藝誌の編集者というにはあまりにも頼りのない、素人でした。インタビューの仕方や様々な書店様とのやりとりも初体験で、完成までの道のりは、本当に手探り。

思い返せば、製本をしてくださったシナノ印刷さんへ向かい、一冊の本がどのような工程を経て完成するのか、どのような紙がむいているのかなども直接ご教授いただいたこともありました。そんな私たちだからこそ、どのような人にとっても身近で、等身大な文藝誌をつくりたいと思っていたのです。〈園〉というその名の通り、たくさんの人が集う場所のような文藝誌を。

 そして今、何かを始めようと考えている全ての人が〈やってみよう!〉と思えるよう、後押しできたらと思っています。だってほら、私たち編集部もここまで歩けたんです。それでも様々な新しい試みは、本が完成してからも続いていきます。

 「新しい文藝誌ができるまで - それぞれの園 -」では、創刊号の完成後に書店、ライター編集者の方々からいただいたコメントを掲載しています。この園内で出会った方々。まだまだ出会いはありそうです。



ポケットの中の文藝誌





藤井 基二 (古本屋弐拾dB)


読む?

会話の文藝誌





青柳 菜摘(コ本や)


読む?

陽だまりの文藝誌「園」





高橋 和也(SUNNY BOY BOOKS)


読む?

一通の手紙から
   一冊の本が生まれた





川村 庸子(編集者)


読む?

生活と、小さな本をつくり始めてみること。その効用。





鈴木 絵美里(ライター、編集者)


読む?

(c)sonomagazine